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From George私がピエールのために作った最初のギターは1978年まで遡り、Old Ladyの愛称で知られるオリジナルのL-25は、ボロボロになりながらも今でも愛され、演奏されています。それ以来、ピエールと私は協力し、彼はその最初のローデンギターで多くのレコーディングを行ってきました。 その後、2009年にピエールのために新しいギターを設計・製作することは、私にとって特別なプロジェクトでした。 ピエールは私にサウンドボックスのアームレスト部分に「ベベル加工」をするようリクエストしました。 ベベルがトーンを損なうことがないように、新しいトップ板構造を設計し、どの帯域でもスポイルしないよう気を付けました。 新しいギターに十分な輝きと暖かさを同時に持たせるため、ホンジュラスローズウッドとアディロンダックスプルースをセレクト。 その輝きは、ピエールが多くの演奏と長い年月によって、より素晴らしいギターに仕上がっていく事を確信しています。 |
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From Georgeオーストリアのギタリスト、トーマス・リーブは現在世界で最も革新的で音楽的なプレーヤーの一人であり、彼が私たちのギターを演奏していることをとても誇りに思っています。そのため、このシグネチャーモデルを設計する際、彼とは綿密な打ち合わせを行いました。 トーマスの演奏は、非常にパーカッシブなパッセージから、叙情的でメロディックなものまで様々です。 したがって、彼が使用するさまざまな演奏スタイルに対応できなければなりませんでした。 彼は豊かな倍音と低音域のレスポンスを得るために、大きな「O」サイズを選び、明瞭な音像とサウンドバランスを考慮しシトカスプルーストップ、フィギュアドウォルナットをサイド&バックに選びました。 特別に設計された「スクラッチプレート」は、トーマスが特定の作品に必要とする「スネアドラム」的なサウンドを生み出すのに役立ちます。 |