マレッコヘヴィインダストリー / スクルテイター
Malekko Heavy Industry Scrutatorは、
超強力な最新DSPを用いたサンプルレート/ビットリデューサーペダルです。
いわゆるビットクラッシャーと言われるエフェクトペダルで、
ファズのようなサウンドからリングモジュレーター、
さらに破壊的なサウンドを作ることができます。
Rate、Bit、Filter、Qコントロールでサンプルレートやビットレートを破壊し、
選択可能な2ポールバンドパス/ローパスフィルターを組み合わせて
強力に独創的でクリエイティブなサウンドの可能性を実現します。
これら4つのコントロールノブは自由な組み合わせで
エクスプレッションペダル/CVコントロールにアサインし、
リアルタイムにコントロールすることもできます。
また、インプットゲインをコントロールできるPreamp、
エフェクトシグナルとクリーンシグナルをブレンドする
Mixコントロールを加え、凶暴なサウンドを自在に掌の上で制御することができます。
●特徴
・外部コントロールにアサイン可能なRate、Bit、Filter、Qコントロール
・インプットゲイン/アッテネーションが可能なプリアンプコントロール
・16bitから2bitまでビットレートをリダクション可能
・48kHzから300Hzまでサンプルレートをリダクション可能
・エクスプレッションペダル/CVコントロールに対応
・フィルタを制御するQコントロール
・インプットクリッピングが一目で分かるクリップLED搭載
Scrutatorは、一般的にイメージできるエクスプレッションペダル搭載
ビットクラッシャーの域を超えた、全く新しいシグナルリダクションを実現します。
●各部の役割
1.9V DC POWER JACK:スタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターを接続します。電池はお使いになれません。
2.INPUT JACK:楽器を接続します。
3.EXPRESSION JACK INPUT:エクスプレッションペダルを接続します。
Bit、Rate、Filter、Qコントロールの中から好きな
組み合わせのコントロールを割り当てることができます。
4.BIT:ビットレートをコントロールします。
16bitから2bitまで落とすことができます。
5.MIX:エフェクトシグナルとクリーンシグナルのバランスを調整します。
6.Q:フィルタの帯域幅と振幅を調整します。
7.FILTER:ローパスフィルター/2ポールバンドパスフィルタの周波数を設定します。
8.RATE:サンプルレートをコントロールします。48kHzから300Hzまで落とすことができます。
9.PREAMP:インプットゲイン/アッテネーションの調整です。
クリップLEDの動作に合わせて設定します。12時付近でユニティゲインとなります。
10.CLIP LED:インプットクリッピングを表示します。
11.MAIN LED:エフェクトON/OFFを表示します。
12.OUTPUT:アンプ側のケーブルを接続します。
13.STOMP SWITCH:エフェクトON/OFFやエクスプレッションペダル/CVコントロールの
アサイン、フィルタータイプ選択に使用します。
●エクスプレッションペダル/CVコントロールの設定
Scrutatorに接続するエクスプレッションペダル/CVコントロールには、
BIT、RATE、FILTER、Qコントロールの中から好きな組み合わせをアサインすることができます。
アサインの設定を行うには、エフェクトON時にフットスイッチをホールドしながら、
BIT、RATE、FILTER、Qコントロールの中からアサインしたいコントロールを動かします。
この時にコントロールを動かす方向、動かす範囲によって
エクスプレッションペダル/CVコントロールへのアサインとスウィープ方向、
スウィープ範囲を設定できます。例えばフットスイッチをホールドしたまま
FILTERノブを中央から反時計回り最小まで回せばエクスプレッションペダルは
ワウペダルのように動作します。設定が完了すれば、フットスイッチのホールドを解除します。
※エクスプレッションペダルにコントロールを割り当てる際は、
エクスプレッションペダルを「奥に踏み込んだ状態」から「手前に戻した状態」の
順でセッティングします。つまり、踏み込むことでノブを時計回りに
動作させたい場合は設定時には反時計回りに設定する必要があります。
エクスプレッションペダル/CVコントロールへのアサインを解除するには、
フットスイッチをホールドし、解除したいコントロールノブを12時の位置に固定します。
※エクスプレッションペダル/CVコントロールのプラグを抜くと、
各ノブはマニュアルコントロールモードになりますが、
エクスプレッションペダル/CVコントロールへのアサインは解除されません。
●フィルターモードの変更
Scrutatorは、2ポールバンドパスフィルターとローパスフィルターの
2種類のフィルターを設定できます。フィルターモードを切替えるには、
フットスイッチを踏んだままアダプターを差し込みます。
現在設定されているフィルターがどちらかを認識するには、
FILTERノブを高く設定し、低域の音の出方で判断します。
この設定でローがしっかり出力されればローパスフィルターです。
お問い合わせフリーダイヤル:0120-37-9630