Shift Line / CabZone LE Assembled
シフトライン / キャビゾーンエルイーアセンブルド
ギタリストやベーシストは、好みにアンプやキャビネットがあります。
しかし、いつでもそれをフルに鳴らせるわけではありません。
自宅での演奏や、レコーディングで新たなサウンドを試す時などに、ハイクオリティなキャビネットシミュレーターは効果的です。
アナログキャビネットシミュレーターも、PAにラインアウトする際などに有効な手段でしたが、
細かな部分までを再現するのが難しく、細部まで再現できるサウンドは限られていました。
IR(インパルスレスポンス)を用いたデジタルキャビネットシミュレーターは、
驚くほど細かな部分まで、様々なスピーカーキャビネットをマイキングしたサウンドをシミュレートすることができます。
CabZone LEは、そんなIRを手軽にロードして使うことのできるシンプルなキャビネットシミュレーターです。
本体には10種類のIRが付属していて、microSDカードを用いて新たなIRを読み込むこともできます。
ステージでも、リハでもレコーディングでも、
自宅での練習でもリアルなスピーカーのサウンドを手軽に使うことのできるキャビネットシミュレーターです。
●入出力
IN:インプットレベルを切り替えられる入力端子です。
THRU:キャビネットシミュレーターを通さないサウンドを出力します。
アンプに接続する際に使用します。
OUT:ミキサーやPAにキャビネットシミュレーターを通したサウンドを直接出力します。
AUX:3.5mmステレオインプットで、外部オーディオ(mp3やドラムマシンなど)を接続します。
ここからのシグナルはヘッドフォンアウトからのみ出力されます。
ヘッドフォン:3.5mmステレオヘッドフォンアウトです。
9-18VDC:センターマイナスDC9~18Vアダプターを接続します。
microSDスロット:外部IRをロードするためのmicroSDカードを挿入します。
●内蔵IRとmicroSDカードスロット
CabZone LEには10種類のインパルスレスポンスがインストールされています。
Fender、Marshall、Orange、Peavey、Mesaと2つのベースキャビネットを含みます。
microSDカードを使用して、最大10種類のサードパーティIRをロードすることができあmす。
microSDカードが挿入されている時、カードのIRがロードされ、カードが挿入されていない時は内蔵のIRがロードされます。
フォーマットされたmicroSDカードを挿入すると、内蔵のIRを含むフォルダシステムが作成されます。
こうすることで、内蔵のIRを外部機器でロードすることもできます。
サードパーティIRを使用する場合は、ここで作成されたmicroSDカードのフォルダにあるIRを上書きします。
対応するIRはコンプレッションされていないモノラル24bit 48kHz WAVE PCM1ファイルです。
IRレングスは940サンプルです。
より長いIRをロードすることもできますが、ロードされるのは最初の940サンプルのみです。
IRは11モードのCABINETノブを使って選択します。
OFFの位置ではバイパスとなります。
また、microSDカードを使用して、ファームウェアアップデートを行うこともできます。
対応するmicroSDカードはFAT32フォーマットの1MB~32GBです。
●コントロール
・VOLUME:全体の音量を調整します(ヘッドフォンを含む全ての出力に影響します)。
・CABINET:10種類のIRをロードします。OFFポジションではバイパスとなります。
・PAD:インプットレベルを0/-6/-20dB(等倍、1/2、1/10)から切り替える減衰用のインプットレベル選択スイッチです。
●動作
CabZone LEはADAU1701デジタルシグナルプロセッサチップをベースとしています。
インプットシグナルとプロセスされたシグナルのレイテンシは1.2ms未満です。
●電源
CabZone LE AssembledはスタンダードなセンターマイナスDC9~18Vアダプターで駆動します。
電池はご使用になれません。消費電流は80mAです。
●サイズ
94×65×43 mm
種類:シミュレーター
アダプター:9-18Vセンターマイナス
電池駆動:-
コントロール:CABINET、VOLUME
お問い合わせフリーダイヤル:0120-37-9630