Red Panda / Raster V2
レッドパンダ / ラスターブイツー
Red Panda Raster V2は、デジタルディレイのフィードバックループ内にピッチシフター、
周波数シフターを組み込み、無限大の音色を作るペダルです。
ハーモニーディレイ、リバースディレイ、コーラス、アルペジオ、無限大のフィードバック、カオスなセルフオシレーション、
さらに音が変わり続けるサウンドスケープに至るまで、多彩で幻想的な音を生み出します。
Rasterのコアは最大1600msのクリーンなデジタルディレイです。
3種類のディレイレンジにより、正確にレゾナントフィードバックを設定でき、リズミカルにディレイタイプを変更できます。
フィードバックコントロールはスラップバックディレイから無限大のフィードバックまで広く設定できます。
高く設定するとカオスなテクスチャのフィードバックループとなります。
ノブレスポンスは調整を重ね、操作性を高めながらセルフオシレーションまでをカバーしています。
ディレイサウンドはダークなアナログスタイルから明瞭なデジタルサウンドまで調整でき、ステレオ使用では左右のディレイタイムの比率を設定できます。
2つのディレイチャンネルは直列、並列、ピンポンディレイで配置できます。
3つのピッチシフトアルゴリズムを備え、フィードバックループ内に組み込みました。
ピッチシフトは上下オクターブまで、半音単位でシフトさせることができます。
テンポが同期したアルペジオやオルガンサウンドを作ることができます。
デチューンモードではマイクロピッチシフトとコーラスリピートを作ります。
左右チャンネルは同じ量、比率、逆方向にシフトできます。
デチューンのピッチシフトを少なくすればコーラスのかかったディレイサウンドが得られます。
フィードバックを広くとればオルガンのような変わった音を作ることもできます。
ピッチシフトを超え、フェイズシフターモードを選択すれば、少しずつリピートを変化させたり、
不協和音のハーモニーや回転するようなフランジングトーンが得られます。
強く設定すればリングモジュレーションや強力な不協和音ディレイの領域にまで到達します。
Raster V2のモジュレーションセクションにはディレイタイム、ピッチシフト、エフェクトレベル(トレモロのみ)に設定できる
7種類の波形には、グリッチやピッチチャンプ、ワウ/フラッター、壊れたテープデッキのような音を生み出す2種類のランダム波形も選択できます。
エンベロープ、インバースエンベロープでダイナミックなフランジングやピッチベンドディレイが可能です。
ステレオコントロールではほんの少しのシフトや渦巻くサイケデリックウォッシュを生み出すチャンネル間モジュレーションの設定ができます。
Raster V2は極端な音の騒乱だけでなく、サウンドにキャラクターを付加する使い方もできます。
Raster V2には6つのノブと9つのスイッチで多彩なパフォーマンスを生み出します。
柔軟なモジュレーションやステレオ機能を追加しながら、シンプルな操作性を維持しました。
オルタネートノブにより、1つのノブで複数のパラメータ設定も可能です。
2つのフットスイッチは瞬時のピッチジャンプやエコーのクイックブラストを可能とする、ラッチ・モメンタリ切り替えができます。
バイパススイチはバイパス時にも音をレコーディングし、バイパス時にミュートすることもできます。
Rasterはアメリカ、デトロイトにて設計、制作されています。
●特徴
・3つのディレイレンジを設定できる最大1600msのステレオディレイ
・エディタにより最大3200msに設定可能
・マイクロピッチシフト、デチューン
・±12半音まで設定できるピッチシフト
・位相および周波数シフト
・1回または連続的なピッチシフト
・リバースディレイ
・7タイプのモジュレーション波形、エンベロープ、リバースエンベロープ
・ディレイ、ピッチ、振幅(トレモロ)に割り当てられるモジュレーション
・ステレオディレイ用LRコントロール
・並列、直列、ピンポン配置
・ディレイトーンコントロール
・ステレオアウトプット(TRS)
・モメンタリ、ラッチ、ミュートを選択できるソフトタッチバイパス
・モメンタリ、ラッチ、タップテンポを設定できるフットスイッチ
・エクスプレッションペダル、リモートスイッチ、リモートタップ、MIDI操作可能
・MIDIクロック動機
・プリセット(本体のみで4つ、MIDI経由で127)
・Webベースの専用エディタ
お問い合わせフリーダイヤル:0120-37-9630