About Taylor Guitars

2024年に創業50周年を迎えた、カリフォルニア州サンディエゴ郡エルカホンに本拠地を持つアメリカ屈指のギターメーカー。
リペア工房で働いていた創業者のボブテイラーが、パートナーのカート・リストゥグとともに1974年にTaylor Guitarsを立ち上げた。 この時、ボブは若干19歳。カートも21歳であった。
高い技術力に裏打ちされた革新的な構造とデザイン。ライブギアとしての側面を全面に打ち出し、 アメリカ国内ではMartinを凌ぐ人気を誇るメーカー。2022年度の総生産本数は20万本に迫り、クォリティを維持した大量生産を体現している。


Body Shape

テイラーギターズは既存の概念にとらわれず、1部を除き独自のシェイプを持つ革新的なギターを創り出しています。 それぞれのプレイスタイルや用途によって、様々なシェイプの中から選べることも魅力です。

About Model Name

基本的には3桁の数字プラスアルファベットで、そのモデルの特徴を表しています。
1番前に来る数字がそのギターのグレードを表します。1~9までの数字で大きくなるほど高級グレードになります。
1.2の数字を持つものはメキシコ製でサイドとバック材は合板材。3以上の物はアメリカ製でオール単板で製作されています。

2番目に来る数字がトップ材の種類と、6弦か12弦かを表します。
スプルースなどの柔らかい針葉樹をトップ材に持つ6弦モデルが1、12弦モデルが5となります。
コアなどの硬度の高い広葉樹をトップに持つ6弦モデルが2、12弦モデルが6となります。

3番目の数字はボディシェイプを表しています。

アルファベットのcはカッタウェイ、eはElectricを表します。

上記の例の314ceはアメリカ製の針葉樹をトップ材に使用した6弦モデル
ボディシェイプはGrand Auditorium、カッタウェイ付きのピックアップ搭載モデルということになります。

Builder's Edition Series

Expression System 2 Pickup(ES2)

Seilen Ukuleles,SLTC-480Srw,テナーウクレレ,カッタウェイ,テナー,カッタウェイウクレレ
Taylor独自のピエゾタイプのピックアップシステム。通常サドル下の1本の圧電素子を電気信号に変えるシステムが一般的ですが、 テイラーはサドルの側面に3つの圧電素子を押し付けることで、いわゆるピエゾ臭さを取り除いたシステムです。 そのサウンドは、クリア且つバランスに優れており、ハウリングのリスクも低減され、圧倒的なライブパフォーマンスを発揮します。

Trending Taylor Guitars

Seilen Ukuleles,コンサートウクレレ,コンサート,コア
独自のボディシェイプであるGrand Concertを1984年に発表したテイラー。 カッタウェイを基本デザインとしたやや小ぶりなシェイプは、抱えやすさや弾きやすさが高評価を得て、 プレイアビリティに特化した現代的なギターとして進化を続けています。
1994年に発表した25.5インチのスケールを持つGrand Auditoriumシェイプがテイラーの主流であり、 エレアコの基準として各メーカーが模倣するほどのスタンダードとなりました。

Taylor選定品とは

年間20万本の生産台数を誇り、カスタム品を含めかなりのバリエーションが存在します。
木材を使用し、最終的な仕上げは手作業で行うアコースティックギターは良し悪しという意味ではなく、個体差が存在するのも周知の事実です。 同じ型番のギターであっても、まったく同じ音が鳴ることはありません。
そのため、ギターショーであったり同社の持つアーティストラウンジにて、当店のテイラー専任スタッフが複数本の中から、そのサウンドや杢目、プレイアビリティを重視し そのすべて、もしくは1部に優れた個体だけを厳選して仕入れています。