資料上では1947年に正式リリースとなったJ-45のナチュラルフィニッシュバージョン「J-50」
初期のボブ・ディラン、ジェイムス・テイラーなど、主にアメリカンフォームを代表するミュージシャンに愛用されてきました。

今回入荷致しましたのはファクトリー・オーダー・ナンバーより1958年製造と思われるJ-50 ADJ。
1950年代ですから、当時の追加オプションとしてラインナップしていた「アジャスタブルサドル」を採用した個体となります。
現在でもGibson公式では用意のないラージスタッド付きのセラミックサドルで、この時期ならではの趣があるルックスです。

シトカスプルーストップ、マホガニーサイド＆バック、マホガニーネック、ハカランダ指板＆ブリッジ、628mmスケール、ナット幅43mm、ノンスキャロップドＸブレーシング、メイプル・ブリッジプレート。

ハカランダの色合いや詰まり方も見事で、塗装のヤレ感やこれぞヴィンテージならではのルックスです。

過去に弦高を低くする目的か、ブリッジの上部が削られ若干低くなっています。
その他クルーソンチューナーは近年ものに交換済み。フレット、ナット、ブリッジピンも交換されています。ネックヒールにはストラップピンの増設も見られます。
全体的にウェザーチェックや打痕、サウンドホール周りに弾き傷、ブリッジとピックガードの間ブルーグラス弾きならではのえぐれ気味のピッキング傷が見られますが、板自体はノークラックで、大切にされてきた事がうかがえるコンディションです。

ネックはストレート、トラスロッドは両方向効きが良く、締め方向に十分な余裕があります。
弦高は12フレット上で、アジャスタブルサドルを目一杯下げた時点で、6弦側約2.4mm、1弦側約1.8mmで調整しています。
レギュラーチューニング時の若干のトップの膨らみ、指板の押弦跡や多少のフレット減りは見られるものの、現状で通常使用には問題ないと判断しています。

なんといってもこのルックスと、それを裏切らないサウンドの良さが大変魅力的な個体で、
ゴーンッと力強く響く６弦と音痩せせずキンキン言わないプレーン弦のバランスが堪りません。
評価の高い太すぎず細すぎない1957年～1959年に採用されているラウンドＣシェイプは全てのギター弾きに自信を持っておすすめ出来る素晴らしいネックシェイプだと思います。

汎用のハードケースが付属。
歌の伴奏に大変おすすめ、ずっと弾いていたくなるくらい手も耳も心地よさが残ります。

全国への送料は弊社負担でお届け致します。どうぞお見逃しなく！

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中古６ヶ月保証
汎用ハードケース付属


Spec.
Top : Sitka Spruce
Side&Back : Mahogany
Bracing : Non-Scalloped X
Neck : Mahogany
Fingerboard : Rosewood
Bridge : Rosewood w/Adjustable Saddle
Nutwidth : 43.8mm
Scale : 628.7mm
Tuners : Kluson Deluxe(Changed)
Case : Hard Case





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