MERKAVA OVERDRIVE
メルカバオーバードライブ
Ovaltoneの初期のブースターオーバードライブMERKAVAは、その力強く素直なブースト感と
ブースト音に対する調整の多彩さでユーザーから評価されたモデルでした。
その後派生モデルとしてベースへの対応を意識したMERKAVA MK.2、クリーンサウンドに特化したUB-C3、
セッティングに迷うことなくジャストなゲインブーストが得られるUB-G4というモデルも誕生しました。
MERKAVA OVERDRIVEはもう一度原点に返り初代MERKAVAの復刻、改良版として誕生しました。
単体オーバードライブとしての使用の幅やブースト感の範囲を拡げるOVERDRIVEモードや、
より扱いやすい操作範囲と変化にアップグレードしたTONE、
アルミ削り出し筐体になったことやパーツ、半田等のアップグレードによって
より細かな階調を得たサウンドの奥行きなど、初代の時点では到達出来なかったサウンドを体現しています。
●スペック
重量:約450g
サイズ:(W)950 × (D)113 × (H)54 ※単位mm/突起含む
電源:9Vアルカリ電池、あるいは安定化済みのACアダプタ、パワーサプライ(DC9V、センターマイナス2.1mm) 消費電流:約26mA
※内部にて昇圧を行っておりますので、電源電圧は9VDCにてお願い致します。
(9VDCの規格であれば多少高い電圧のものは許容します)
●コントロール
◆フットスイッチ
オンオフスイッチです。オフ時はトゥルバーパイパスです。
■ノブ
◇GAIN ゲイン調整ですが12時方向くらいまではゲインというよりも音のハリやEQ的な動きになります。
その範囲ではモードとの組み合わせで積極的にクリーントーンを作っていくような使い方も可能です。
12時以降はよりゲイン感や押し出しが上がってくるのでブースターとしてはブースト時の押し出し具合や質感を調節し、
単体のオーバードライブとしては通常のゲインつまみのイメージで使用可能です。
◆TONE
上げると高域が出ます。下げると高域が下がります。
◆LEVEL
出力音量を調節します。NORMAL/BOLD , FLAT BOOST/MID BOOSTのモードでは、
通常のエフェクターよりも出力が大きくなっています。
後段の許容に合わせて適度な設定がおすすめです。
CLIPPED , OVERDRIVEモードでは音量が下がりますが、それでもエフェクターとしては大きめの出力になっています。
■右トグルスイッチ(左右に動きます)
◆OVERDRIVE
エッジのあるドライブサウンドが得られます。
単体では鋭いクランチサウンドを作るのに適しています。
ブーストでは倍音の細かいザクザクした質感を狙う際に有効です。
左のCLIPPEDモードと組み合わせれば粘りのあるオーバードライブが得られます。
◆FLAT BOOST
文字通りフラットなブースト感のモードです。
GAINを上げて行くとミッドのハリが強くなっていきます。
◆MID BOOST
FLAT BOOSTモードよりも中域のブースト量が多く、音量感も大きいモードです。
■左トグルスイッチ(左右に動きます)
◆CLIPPED
リミット感が強く、柔らかい歪みも得られるモードです。アタックの凸凹を抑えたい時や、
OVERDRIVEモードでよりスムースで粘りのあるオーバードライブを作るときに最適です。
◆BOLD
アタック瞬間の芯の部分を太く残したモードです。
ゴリッ、ボリッといった質感を残したい時に最適です。
◆NORMAL
基本的なモードです。
お問い合わせフリーダイヤル:0120-37-9630